Pスネアは2つの発音を同時に鳴らす必要があるので、なかなかややこしい音です。発音は「プス」と「プフ」の間の発音です。
やり方を説明します。
Pの発音なので、まずは「プ」の発音を出せるようにします。
発音時、口先に力を入れます。できるだけ唇の真ん中だけに力を入れましょう。唇全体には力が入りません。
息は割と浅い口先の方で、「プ」っと弾くような感覚です。
これらを意識してできるようになったら、さらに空気の抜け感を出していきます。
空気の抜け感とは、「ス―」とか「シュー」と鳴る音のことを言います。
空気の抜け感を作れると、スネア特有のシャリっと感を出せます。
作るには、下唇と上の歯を軽く当て、口を軽く尖らせます。
この口の形状のまま、息を鋭く細く出します。
その時の発音は「スー」とか「フー」に近い感じで良いです。出来るだけ唇の真ん中から細く息を出すように心がけます。伸ばしすぎには注意で、シュッと軽く短く出しましょう。
先ほどの「プ」の音と、今の空気の抜ける音を混ぜます。
習得に向けてのポイントは3つ。
1)息を飛ばす方向
斜め45度上に飛ばしてください。すると自然と下唇が前に出て、ちょっと持ち上げるような感じになります。
2)口先でコントロール
息の使い方は、口先の方に空気を溜めて、それを一気に放出するイメージです。
深く息は吐かずに短くパシッと切りましょう。
3)力の入れるタイミング
音を出すときは、硬く力を入れる必要があります。だらしない力の入れ方でなく、できるだけキレ良く瞬発的に力んで余韻も若干力を入れたままに作ります。
「プ」の発音と「スー」とか「フー」の空気の抜ける音の合わせ技であるという考えが大切です。
参考解説動画
投稿者:momimaru / 日本一が教えるヒューマンビートボックス
投稿者:BEATBOX LAB.
投稿者:えだまめ【beatbox系ch】